高校で第2種電気工事士の資格を取得したことがきっかけで、電気工事の仕事に就きたいと考えるようになる。電気工事の会社のなかでも大阪本社で規模が大きいところを探し、八千代電設工業へ入社することに。それから27年、現在では積算課の課長として部下の育成にも力を入れている。
技術職
電設事業部 営業部 積算課 課長
林 吉之
お客様となる施主さんやゼネコンから依頼を受け、建物を建てる際の電気工事の価格を算出する「積算」という業務を行っています。まず設計図面をもとにケーブル・配管類や照明器具などの材料がどれくらいあるか数量を拾い出し、積算ソフトを使って見積書を作成する仕事です。
積算課では数千万円から数十億円かかるプロジェクトまで、民間物件・官公庁物件を合わせて年間多数の積算を担当。官公庁の入札案件ですと、予算がどの程度なのかという予想金額を算出することも大事です。もし積算にミスがあればその後の工事まですべてに影響してしまうため、ミスがないよう数人の目で何度も確認することが欠かせませんね。