事業領域

Railway

鉄道電気設備

ホーム > 事業領域 > 鉄道電気設備

1964年に開業した東海道新幹線から、
山陽、東北、上越、北陸、九州、そして北海道新幹線まで、
八千代電設工業は国内の新幹線プロジェクトにすべて参画し、
日本が世界に誇る新幹線網の発展に寄与してきました。
そこで培った技術力を在来線工事や主要都市での地下鉄工事、
モノレールなどの新交通システムにまで様々な鉄道工事に活かし、
鉄道網の発展に寄与してきました。
創立以来長年にわたり多くの鉄道工事に参画してきた
実績と高い技術力でより良い品質を提供しています。

21世紀…伸びゆく新幹線

1964年に東京~新大阪間の東海道新幹線が開業して以来、「新幹線」は陸上の交通機関の中で、輸送力・高速性・安全性のすべてにおいて最高水準を維持し続けています。開業当初は210km/hの最高速度(本格運転開始時)が現在では260~320km/hと大幅なスピードアップを実現し、また北陸新幹線では電源周波数の違う区間を直通出来る電車の開発や、新幹線と在来線の線路幅が違う区間に直通可能な電車(フリーゲージトレイン)を開発中など、最先端の鉄道技術を駆使しています。
当社は 北陸(長野)、北陸(金沢)、北海道(函館)、九州の全新幹線プロジェクトに参画し、「電車線」施工業者としてそれぞれ満足して頂ける品質を提供してきました。
また、近年は 北陸(敦賀)、九州(西九州)のプロジェクトへ参画し、将来は 北海道(札幌延伸)、北陸(大阪延伸)とますますの高速鉄道網の充実と発展が見込まれます。

日々の生活を支える在来線

日々の私たちの暮らしを輸送の面で支えているのが一般電車です。戦後、産声をあげた「八千代電設工業」は、現在の「京阪電気鉄道」と「阪急電鉄」が合併していた「京阪神急行電鉄」の頃の「高槻変電所屋外鉄鋼改修工事」が当社としての第一号工事となり、その後、京阪電気鉄道の電車線路工事を施工させて頂き現在に至っています。また、叡山電鉄、神戸電鉄、南海電気鉄道、泉北高速鉄道、名古屋鉄道各社の電車線路工事にも参画し、都市の交通網の発展に貢献してきました。

21世紀・・・情報技術(IT)を中軸に、ますます充実・高度化する交通体系の整備・保守に、「八千代電設工業」の技術が貢献できるよう邁進しています。

都市を縦横無尽 地下鉄

都市の身近な交通機関といえば「地下鉄」です。北海道から九州まで、各主要都市での地下鉄建設に「八千代電設工業」は携わってきました。地下鉄にはいろいろな電車線構造があり、第三軌条方式や複合架線、鉄剛体・アルミ剛体やコンタクトレール剛体、さらに銅剛体などがあります。
また近年では地下空間の重層化に伴う大深度の地下鉄やリニアモーターで駆動するミニ地下鉄など、施工条件やバリエーションの違いがあり、それぞれの条件に応じた多様なノウハウが必要とされます。これらすべてに施工実績のある「八千代電設工業」では、その蓄積された技術力を活かし、ISOに基づいた厳正な品質管理のもと、施主様に満足して頂ける品質を提供しています。

環境にやさしい新都市交通システム

近年、各地でモノレールや新交通システムが相次いで開業していますが、これらの交通機関は速度・輸送力がバスと電車(地下鉄など)の中間で、中量輸送機関と位置付けされています。「八千代電設工業」は都市モノレールとして1964年に開業した東京モノレール(浜松町~羽田空港間)を始め、北九州の小倉、千葉、大阪、多摩、沖縄(2003年開業)の各都市モノレールの施工や、日本初の新交通システムとして1981年に開業した神戸市ポートライナーに続いて、大阪市ニュートラム、横浜新都市交通金沢シーサイドライン、東京臨海新交通ゆりかもめなどの新交通の施工にも携わってきました。
これらの都市交通システムは低騒音で排ガスを出す事もない為、環境に優しい都市交通システムとして発展が期待されます。
また路面電車も近年見直されてきており、LRTとして再生する動きも見られます。「八千代電設工業」のルーツを遡ると、大阪市電の戦災復興からその歴史が始まりました。その原点に「八千代電設工業」の現在の技術をプラスして、新しい都市交通の発展に寄与できればと考えます。

様々な海外鉄道工事にも参画

これまでの国内工事で培った経験を生かして海外鉄道工事にも様々なかたちで参画。台湾新幹線や韓国の盤松線など、各国が主要とする鉄道の発展へ貢献してきました。さらに各国主要都市での需要が高いモノレールや新交通システムなどのプロジェクト工事にもスーパーバイザーとして参加してきました。
昨今では開発途上国発展への取組みを支援する円借款案件として、インドネシア・ジャカルタ都市高速鉄道の設計業務や資材調達、スーパーバイザーとしても参画しました。
今後も国内だけにとどまらず、積極的に海外開発途上国の発展に貢献していきたいと考えます。